ニードル式植毛法のメリットやデメリットを紹介
ニードル式植毛法のメリットとは
毛髪の角度や間隔を調整しやすい
技術者の手作業によって植毛されるため、ニードル式植毛法は移植毛を植える角度や間隔を調整しやすくなっています。
機械などを使用して植えた時よりも自然に仕上がり、生え際など繊細さが要求される部分も綺麗に植毛することが可能です。
仕上がりが綺麗
ニードル式植毛法は1本1本丁寧に針で差し込んでいく植毛法です。
密度や角度などその都度確認ができるため、全体のバランスが非常に綺麗に仕上がります。
ニードル式植毛法のデメリットとは
人手と時間がかかる
ニードル式植毛法は1本1本手作業で行なうため非常に人手と時間がかかることから、料金も他の植毛方法と比べて高額であることが多いです。
また人手と時間ががかかることから、広範囲の植毛には向いていないとされています。
発毛率が低いことがある
ニードル式植毛法ではドナーを株分けする際に顕微鏡を使わず目視で行なうことから、大切な移植毛にダメージを与えてしまう可能性が高まります。
また植毛の際の針の圧力によるダメージが大きいため、スリット式やくり抜き式と比べると発毛率が低くなってしまう場合があります。
毛の細い人には向かない
ニードル式植毛法は東洋人の黒くて太い髪質に適した植毛方法とされているため、現在では日本と韓国のみでしか採用されていない術式です。
たとえ日本人であっても、元々髪質が細い方にはニードル式植毛法が適さないことがあります。
技術者の熟練度によって仕上がりが左右される
ニードル式植毛法はドナーの株分けから植毛まで全て技術者の手作業によって行われるため、担当する技術者の熟練度によって仕上がりが大きく違ってしまうことがあります。
ニードル式植毛法のメリット・デメリットのまとめ
ニードル式植毛法は他の術式と違い、1本1本針で差し込んでいくのが特徴です。
手作業により密度や差し込み角度の微調整などの細かい作業が可能になるため、見た目が自然できれいな仕上がりが実現できます。
その反面、人手と時間がかかるというデメリットに加え、すべての結果は技術者次第になってしまうというところが気になります。
ニードル式植毛法の良い口コミや悪い評判を紹介
ニードル式植毛法に関する良い口コミ
植毛してから活動的になれた
施術費用は高かったですが植毛後は海水浴などにも積極的に出向けるようになり、金額に見合った効果があったと思います。
定着率が良かった
手術後の抜け毛は少なく、思っていた以上にしっかりと生えてきて満足しています。
ニードル式植毛法に対する悪い評判
毛が細かったため、あまり効果が得られなかった
植毛した毛が元々細かったため思ったように効果が得られず、金額も高かったのでかなりマイナスに感じています。
生着率が低くて半分ほどしか生えてこなかった
せっかく植毛したのに50から60パーセントほどしか生えてこなくてがっかりです。
ニードル式植毛法の良い口コミ・悪い評判のまとめ
しっかり発毛して効果を感じられた方と、その真逆の悪い評判も挙がっていました。
ただ人工毛植毛の場合にもこのニードル式植毛法で植え込みを行なうため、一概にすべてであるとは言い切れないかもしれません。
ニードル式植毛法の特徴や手術内容を解説
ニードル式植毛法とは
ニードル式植毛法は別名「単一植毛」「choi式」とも呼ばれ、1990年代に韓国で発案されました。
1本1本ニードル針で差し込む術式で密度や植え込み角度など繊細な調節が可能なことから、生え際など特に目につきやすい部分に向いている植毛方法です。
ニードル式植毛法の特徴
ニードル式植毛法の特徴は、機械を使用せず全ての毛髪を手作業で植毛する点にあります。
専用の植毛針によって穴あけと植え込みを同時に行なうことで傷跡が残りづらく、仕上がりも自然で綺麗になります。
特に東洋人の太くて黒い毛質に向いている植毛方法とされており、現在では日本と韓国のみ採用されています。
ニードル式植毛法のドナー採取法
ニードル式植毛法はFUT式と同様、後頭部などの皮膚を線状に切り取って移植毛を採取します。
株分けには顕微鏡を使わず、すべて目視で切り分けられます。
ニードル式植毛法の植え込み方法
通常は移植部分に切り込みスリットやくり抜きホールを作成してから植え込みを行ないますが、ニードル式植毛は専用針を差し込むことで穴あけと植え込みを同時に行ないます。
植え込みには髪質に合わせて太さの違った数種類の専用ニードル針を使用します。